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03 カラムに連続番号が自動で入力される設定をする

カラムに1,2,3・・・と連続番号が勝手に入るように設定しましょう。

 

連続番号を設定する際の約束

連続番号を設定するには、次の3つの要素を忘れないように設定する必要があります。

1,データ型は「int」型などの整数型を設定する

連続番号を設定するので、ここに文字列型の「varchar」等が入ることはありません。

2,「auto_increment」を付ける

連続番号設定にこの設定が必要です

3,一意に設定する

「primary key」などを設定して重複しないよう一意にする必要があります。

 

連続番号を設定したテーブルを作成してみましょう。

以下のように入力してみてください。
create table renban(a int auto_increment primary key,b varchar(10));
03 カラムに連続番号が自動で入力される設定をする

 

作成したカラムrenbanを確認してみましょう

desc renban;
03 カラムに連続番号が自動で入力される設定をする
aのカラムの構造を見てみましょう。
連続番号の約束(上記参照)に照らし合わせてみます。

1,データ型は「int」型などの整数型を設定されているか?

int型になっていますね

2,「auto_increment」を付いているか?

Extraの列にauto_incrementの設定を確認できます。

3,一意に設定をしているか?

keyの列は「primary key」になってますね。

 

これで設定が間違いないことを確認できました。

 

連続で番号か付されるか、実際にデータを挿入してみます

aのカラムは何も入力せず、bに「あ」「い」「う」と入力してみましょう。この際aは何も入力しないことが認められていないので自動的に番号が付されることになります。入力したあと確認しますので、ここでは一端以下のように入力してみてください。

 

insert into renban (b) values ('あ');

 

キーボードの上を押して「あ」を「い」に変換して

 

insert into renban (b) values ('い');

 

同様に

 

insert into renban (b) values ('う');

 

入力が完了したらデータの入力を確認してみましょう。

 

select * from renban:

 

03 カラムに連続番号が自動で入力される設定をする
データの入力はbのカラムにいれただけなのに、aのカラムに勝手に番号が付されていることが確認できるかと思います。

 

 

 

03 カラムに連続番号が自動で入力される設定をする関連エントリー

01 主キーの設定
02 一意キーの設定