MySQL入門 初心者のための無料データベース講座

13 テーブルを改造する(その6)(カラムの名前とデータ型を変える)

カラムの名前とデータ型を変えてみましょう

カラムの名前とデータ型を変えるには以下のように入力します

 

alter table テーブル名 change 変更前カラム名 変更後カラム名 変更後データ型;

 

changeという指示でカラム名とデータ型を変えることができます。

 

ではまず変更前のたテーブルtb1cの構造を確認します。

tb1cのカラム構造

desc tb1c;
13 テーブルを改造する(その6)(カラムの名前とデータ型を変える)
aのカラムを変えていきます

 

次にtb1cのデータ入力状況も確認します
select * from tb1c;
13 テーブルを改造する(その6)(カラムの名前とデータ型を変える)

 

データ名とデータ型を変える

今回はカラム名「a」、データ型「datetime」をカラム名「tukihi」、データ型「date」に変更してみます。
以下のように入力します
alter table tb1c change a tukihi date;
13 テーブルを改造する(その6)(カラムの名前とデータ型を変える)

 

 

では変更できたかカラム構造を確認しましょう
desc tb1c;
13 テーブルを改造する(その6)(カラムの名前とデータ型を変える)
一番下のカラム名が「a」から「tukihi」に、そしてデータ型が「datetime」から「date」に変更されました。

 

最後にtb1cのデータ内容の変化を見てみましょう
select * from tb1c;
13 テーブルを改造する(その6)(カラムの名前とデータ型を変える)
tukihiのデータが入力されていた人は黒澤さんだけでした。このデータは以前は日付のあとに、時刻(00:00:00)が表示されていましたが、dateにデータ型を変更したため、表示がなくなりました。

 

このようにカラム名とデータ型を変更するにはchangeを使います。データ型を変更する場合は、特にそのデータ型にデータが入力されている場合は、注意が必要です。よほどのことが無い限り原則は変更しないと覚えておくとよいでしょう。
次はカラムを削除する方法を解説します
14 テーブルを改造する(その7)(カラムを削除する)